パワーモジュールは無線機の命ですね!しかし、逝ってしまったからといって捨てていませんか?
この画像を見て機種がわかるかな?
パワーモジュールがNGでパワーが出なくなってしまうのにはいくつか理由があります。
トランジスターが逝ってしまう・・・
これは直しようがないですのでゴミ箱行きです。
モジュールの断線
パワーモジュールは熱くなったり冷めたりの繰り返しです。よって基盤のプリントパターンも伸縮を繰り返しますので亀裂が入ったりします。無線機があったまるとパワーが出る、などはこの類の故障ですね。
下の画像のパワーモジュールはジャンクのパーソナルについていたものです。最初はパワーが出ませんでした。ジャンクBOXへ入れようかと思いましたが・・・ 高いんですよね〜、買おうと思うと。
まず基盤からパワーモジュールを外します。蓋と本体はゴム系の接着剤?で、くっついていますのでカッター等で丁寧にはがしてください。
虫眼鏡(年とったのかな・・・)で基盤をよ〜く見るとプリントパターンの断線はありませんでした。怪しいのは白いマルで囲んだ部分。
小さい金属でブリッジしている部分が2箇所ありました。ここが怪しいですね!100Wの半田で暖めて見ると復活いたしました(^_^)v
半田で暖めるのですが金属プレートが厚くなかなか半田がくっつかないんですよね・・・。そういう場合は小型のホットプレート等でパワーモジュールを暖めてから半田しましょう!そうすればOKです。
これでパワーモジュール復活いたしました!あくまでも自己責任でお願いいたします。
・毒性物質について
高周波モジュールや高周波トランジスタには、ベリリア磁器をしようしているものがあります。その粉末や蒸気は人体に対して大変危険ですので、破壊や、分解は絶対にしないでください。